スタ☆タン!!Z feat.そこをなんとか

2021年3月17日

【スタ☆タン!!Z feat.そこをなんとか】

いわき市の地域包括メディア「igoku」を手がけるデザインチーム「そこをなんとか」が「スタ☆タン」とコラボし、2021年2月、いわき市で「スタ☆タン × そことをなんとか」が開催されました。福島県内外から寄せられた、こだわりの歌やパフォーマンスを収録した16作品を鑑賞しながら、4人の審査員と司会が、その表現についての「感想戦」を繰り広げました。

【スタ☆タン!!Z × そこをなんとか】

日時:2021年2月11日(木・祝)

会場 いわき市小名浜 オルタナティブスペースUDOK.

司会 小松理虔(そこをなんとか)

審査員:猪狩僚(いわき市職員・そこをなんとか)
大平裕太郎(言語聴覚士)
高木市之助(グラフィックデザイナー・そこをなんとか)
山際好(グループホーム「わいの家」ホーム長)
ゲスト審査員:スタ☆タン!!公式キャンペーンガールふきこ

☆そこをなんとか、について☆

そこをなんとかは、いわき市の地域包括メディア「igoku」を手がけるデザインチーム。「そこをなんとか…」を殺し文句に、いわき市職員、グラフィックデザイナー、ビデオグラファー、地域文化研究家らがチームを組み、いわき市内外のよもやまごとをデザイン中…かはどうか別にして、ともかくいろいろなこと森羅万象をおもしろがっている。

【解説】

一時期、レッツが運営する「たけし文化センター連尺町」に入り浸っていた小松理虔が、「スタ☆タンがどうやら他地域でも開催されるかもよ」という噂を聞きつけ、そこをなんとかチームに相談。どうなるかわからないけど、とにかくやってみようということで、作品の投降を呼びかけてみると、なんと17作品も集まってしまいました。初回ということで、家族や友人など身近な人たちからの作品が多く集まりました。どれも興味深い作品ばかり。この人は何をしようとしてるんだろう、なんでこの歌を選んだんだろう…と想像が膨らみ、審査員4人の経歴や個性とも結びつきながら、なんとも豊かな「感想戦」が繰り広げられました。

【演者と演目】

1,きょうか「パラライカ」

2,アダチンササクイ「宮崎に行きたい歌」

3,北二区ばばぁ「A」

4,田村丈太郎「無題」

5,小松佐和「キジバト」

6,小松理虔「ボイパ」

7,クラブアルス「クラブアルス」

8,江尻浩二郎「ヤッチキリサーチ」

9,木田航太郎「無題」

10,青木秀雄「無題」

11,北二区ばばぁ「B」

12,高木市之助「謎広告の制作風景」

13,木田航太郎 feat, 木田久恵「無題」

14,尾形和記 feat, ササキコースケ「無題」

15,かわちゃんとおわりさん「南国のフルーツ」

16,青木尊「歌唱」

17,北二区ばばぁ「C」

【見どころ】

暮らしのなかに埋もれていた、個性豊かな作品たち。そして、好き勝手に妄想を膨らませながら語られる審査。あっという間の2時間半を超える「スタ☆タン」となりました。

【そこをなんとか小松より】

ぼくはレッツで開催されている「スタ☆タン」をこの目で見たことがあるだけに、いわきで開催したらどうなるんだろうと案じていたのですが、蓋を開けてみたら、無茶くちゃいい時間になりました。何より、作品を読み解き、自分なりに解釈を入れながら、それを語り合う時間の贅沢さ。言語聴覚士の大平さん、認知症に特化したグループホームをマジジメントしている山際さん、二人のプロフェッショナルの語りと、猪狩&高木、二人のそこをなんとかメンバーによる即興的な語りがミックスされ、作品と審査、両方がうまいこと結びついて、めちゃくちゃいい時間になっていました。とにかくいい時間。マジに。

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