【8/19-21】伝える考える福島の今プロジェクト

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【8/19-21】伝える考える福島の今プロジェクト

2016年8月10日

障害、貧困、格差、差別、政治、原発問題など、「触れてはいけないこと」と思われている問題が数多くあります。

人が人として幸せに生きていくことを、ひとりひとりが見つめ直し、さまざまな立場の人たちがともに考える「場」が必要です。

ひとは困難な状況にあるときに、捉え直し、受け止め、あきらめ、それでも希望を持ち、そして想像し、つながり、新たに構築する・・と言った力があります。そして、その時に、その人固有の、知恵と技が磨かれています。

この企画は、「触れてはいけないこと~アンタッチャブル~」とされている、福島県第一原発地域を実際に訪ね、現地の方ともお話をしながら、ここから何が立ち上がっているのか、これから何が起こるのかを体感しながら、皆さんと一緒に考えていきます。

 

日時:2016年8月19日(金)~21日(日)

場所:

1日目 16:00猪苗代・はじまりの美術館にてトーク

2日目 9:30福島駅ー飯舘村見学―福島市にて「いいたてミュージアム」見学―はじまりの美術館にてトーク―懇親会

3日目 8:30猪苗代―南相馬市見学―いわき市UDOK見学&トーク

参加費:現地ツアー1500円、宿泊費6,000円/泊、懇親会2,000円

 

※詳しくはチラシ画像をご覧ください。

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【福島のみなさん】

はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト

福島の文化を再発見し、伝えること。新たに創造すること。

福島が直面する課題を共有し、みなさんと考える場を生み出すこと。

2つの柱を基に様々なプロジェクトを行っている。

 

はじまりの美術館

福島県耶麻郡猪苗代町に所在する、酒蔵「十八間蔵」を改装した美術館。アール・ブリュットの展覧会・イベントをはじめ、地域コミュニティーの活性化に寄与させていただき、誰もが心地良く暮らし、
「違い」や「違和感」を楽しめる社会の実現を目指します。社会福祉法人が運営する、全国でも数少ない公的ミュージアム。

 

会津電力株式会社

東京電力第一発電所による原発事故により、脱原発を選択した福島県は原子力に依存しない、安全で持続的に発展可能な社会づくりを目指し、「少なくとも10年内に県内のエネルギーを再生可能なエネルギーのみで供給する体制をつくりあげる」という目的の基に、会津電力株式会社は、原子力に依存しない安全で持続可能な再生可能エネルギーの普及とその事業をおこない、同時に地域の資源を利用した多様な地域分散型エネルギーの創造と、その提供を通じて地域の経済や地域文化の自立に向けた地域社会の創造を目指している。

 

オルタナティブスペースUDOK

いわき市の港町、小名浜。所々にシャッター店舗が目立つ本町銀座商店街(県道15号線)の一角に、夕方の定時を過ぎてオープンする20坪のオルタナティブスペース「UDOK.(=雨読)」。UDOK.は、晴耕(=本業)後の雨読(=本業以外のクリエイティブな活動)のためのスペース。ある時は商店街の通りにボサノバ調のアコースティックな歌声が流れるライブハウス、また台本も脚本もない即興劇に歓声が沸く芝居小屋、そして震災後の街作りの具体的なビジョンを自らが発し、実践していこうと「小名浜復興計画」を議論するミーティングルームと、多目的な雨読のためのスペース。

 

富永美穂

NPO法人しんせい理事 精神保健福祉士。

2011 年5 月よりJDF(Japan Disability Forum)被災地障がい者支援センターにボランティアとして参加する。「つながり∞ふくしま」(協働による仕事おこしチーム)に参加し、被災の大きかった南相馬地区の仕事つくりに携わる。以来、震災・原発事故の影響が大きい福祉事業所が協働で仕事をつくるため、企業や支援団体とのコーディネート役を務めてきた。現在はNPO法人しんせい理事。協働の仕事つくりと避難の続く障がい者の居場所つくりなどを行っている。

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