「第4回 日本財団 みらいの福祉施設建築プロジェクト」に採択され、2028年に浜松市の中心市街地に新拠点ができます!
公益財団法人日本財団が主催する「第4回 日本財団 みらいの福祉施設建築プロジェクト」において、当法人が提案した「スキップフロアによる障害者グループホームの地域拠点化 たけし文化センター田町」が助成決定事業として採択されました!
設計を担当していただいたのは、紙管を用いた建築や災害支援活動で知られ、建築界のノーベル賞とも称されるプリツカー賞や高松宮殿下記念世界文化賞などを受賞している坂茂氏が設立した坂茂建築設計です。
坂茂建築設計|https://shigerubanarchitects.com/ja/
採択された計画は、浜松駅近くの7階建ての建物で、行動障害を伴う知的障害者向けのグループホームを中心に、一般の人も利用できるシェアキッチンや公衆浴場、シェアハウス、ゲストハウスなどを備えた複合施設です。重度の知的障害者の生活の場を地域に開き、利用者と支援者だけでなく、シェアハウスの入居者やゲストハウスの宿泊者、地域住民、中心市街地で働く人たちなど、多様な人たちが助け合いながら共に生活する「共助の文化」を育む拠点にしたいと考えています。
よりよい場所を実現するために、2028年の開館に向けて、建設予定地やその周辺でイベントやトークを開催し、地域の皆さんとともに考える機会をつくっていきます。ご協力よろしくお願いします!
賛助会員の募集、ご寄付のお願い
建築に関わる費用は約6億円で、そのうち8割を日本財団に支援していただけることになりましたが、残りの1億2,000万円と土地の購入費は自己資金になります。
本事業をよりよい形で実現するために、クリエイティブサポートレッツの活動を支援してくださる賛助会員や、ご寄付を募集しています!
会員・寄付について|https://cslets.net/wp/donation
オンラインでのお申込み(Syncable)|https://syncable.biz/associate/lets-arsnova


個性あふれる「みらいの福祉施設建築」が採択され、それぞれのプロジェクトが始動[第4回 表彰式レポート]/日本財団 みらいの福祉施設建築プロジェクト
記事ページ|https://fukushi-kenchiku.jp/archive/4th/article/20250407.php
「みらいの福祉施設建築プロジェクト」とは
地域社会に貢献し、地域社会から愛され、地域福祉の拠点となる社会福祉施設をめざして、事業実施団体と設計者の協働による建築デザイン提案を含む建築事業を助成するプロジェクトです。
近年、少子高齢化や多様性の尊重、コミュニティの希薄化といった社会背景の変化に伴い、社会福祉施設は多機能化や地域貢献への動きが活発となり、地域福祉を担う拠点としての役割が求められています。福祉施設の建築事業への助成や補助金は、行政や民間助成財団でも行われていますが、建築デザイン提案を含む助成金の募集は他に例のないものであり、建築・福祉両分野から審査委員を構成し申請事業の評価が行われます。