2018年、浜松市中心市街地に新たな拠点が誕生します。

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2018年、浜松市中心市街地に新たな拠点が誕生します。

2018年2月21日

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最新情報

 

2018.11.01 開所式を開催しました。

2018.10.02 11月1日に開所式を開催します。

2018.04.10 地鎮祭を執り行いました。

 

▼その他の最新情報は、「たけし文化センター連尺町」のFacebookページをご確認ください。

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https://www.facebook.com/takebunn/

 

浜松駅から800mのところ(浜松市中区連尺町314-30)に、日本財団さんの応援を頂いて、様々な人たちが集う、文化発信拠点、「仮称)たけし文化センター連尺町」が11月にオープンします。

 

ここは、重度の知的障害のある人の活動場所でありながら、様々な人たちに向けた、市民講座、音楽スタジオ、図書館カフェ、観光センターの機能が併設されています。また、重度の知的障害のある人たちのシェアハウスと一般の方々のゲストハウスも設けます。

 

日本財団さんからは、「長年、様々な人たちがともに生きる社会を目指して活動しているレッツは、障害、福祉、文化、街づくりに横断する事業として行っており、それを障害者から発信している。今回、重度の知的障害者の拠点を中心市街地の設けることで、彼らが街と積極的に関わり、様々な人たちと多様な関係を作っていくことを彼らの仕事と位置付ける試みは、全国的にも例がなく、なかなか進まない重度の知的障害者の新たな就労の形として全国に波及する可能性がある。同時に、住まいに対する取り組みは、個人のQOL(クオリティー・オブ・ライフ)の実現を重度の知的障害者まで広げる試みとして期待したい。」と、評価をいただきました。



人々の生き方を変える、街のあり様を変える、障害のある人たち

 

多様な人々が暮らし、それぞれが文化的で幸せな生活を送れる社会を築いていく社会包摂(ソーシャルインクルージョン)の考え方は、これからの社会の中で重要な課題になっています。これまでの社会制度が通用しない現代で、私たちひとりひとりが自分オリジナルの幸せを、それぞれが考えていかなければならない時代になりました。そのために、自分の「生き方」「あり方」「働き方」を模索・再考・塾考する「生きるための意識改革」を起こす機会・場が必要だと思います。

 

重度の知的障害の人たちとの出会いは、新しい価値観やとらえ方に出会い、人と人との関係性や生き方などを考える機会となります。彼らとの出会いは、「他者を知る」機会となり、多様性について考える機会になります。新施設は、重度の障害のある人の活動場所を開放し、ここを拠点として行うツアー(観光事業)、市民講座、カフェ、音楽スタジオなどを通して、様々な人々の「学びの場」を提供したいと思います。



存在することがシゴト

 

重度の知的障害のある人たちが中心市街地に、出かけ、トラブルも含めて、近隣のショップや、行き交うその姿を通して、まちに様々な影響を与えていけるのではないかと思います。障害のある人のありのままの姿が、人々の人生観を変えていくのではないかと考えています。

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