
2018年7月観光ツアー「ジンジン!人生!!サマーツアー」レポート

ここに一枚のツナギがある…。
「社会にひらいてますか?」「出会う系施設」…
特攻服?否、これはジンジン!人生サマーツアーを超えてきた参加者達が二日間を振り返って振り絞って振り切って書き残した言葉の数々である…。

言葉は時にコミュニケーションの妨げとなる。
これは、かの有名な誰かが残した言葉ではない。
誰もが知っている事実なのである…。
言葉を介さずとも往来するものが介在し、なんだかわからんが緩やかな温かみを持って全体を包んでいる…。そんなことはこの世界に溢れるほどに存在するのだ。

とりわけ人の集う障害福祉の現場には、左様な事に富んでいる。
なにをするでもない?いやいや、既にミチミチと満ち溢れているじゃありやせんか…。

そんなことに気付くと、一見エッジが有り近づきがたいものにも興味が湧いてしまう。強いて言えば、「障害」というものも解らないだけで、体感を持って接すれば「愛」にも似た感情に出会ってしまうわけだ…。
「愛に会いに来た」なんちゃって

いやいや、言葉だって凄いもんですよ!
ご覧ください、この妄想詩人が迸るエナジーに皆さんが釘付けじゃありませんか!?私なんて、お悩み相談みたいになっちゃって、彼がそれに応えた言葉に面喰らったわけですよ、はい。泪がホロリしそうでした。

更に言えば、一日を振り返ることも数多くの記述された言葉の数々に出会うわけですよ。するとですね、同じ空間に居たことでも、その人の見ているフィルターを通して書き残された言葉は、自分の見ていた「世界」とは違うわけですよね?そんな事がワンサカと目の前にあるわけですよ。あなたにとって現実とはなにか?ってとこですよ。

なにわともあれ腹は減る。皆さんで夕食会がてら「どうしてレッツに入社したの?観光にやってきたの?」って飛び交うわけです。


ジンジンしてくるわけですよ。

台風12号がいよいよもってやってきたわけですよ。
ジンジンしてくるわけですよ。


でもね、どんな勢力であっても喉元過ぎればなんのその、
一夜の夢もなんのその、なわけでして、
遠州灘にやってきてみたわけですよ。
昨日の台風なんて…、なんのそのって

ものすげえ風じゃねぇかっ!!!!!
ってジンジンしてくるわけですよ。

記念にパシャリッ。

南に浜…。そんな言葉も聞こえたっけ…。

吹き荒れる風の数々と打ち寄せる波々、
寄せては返り、打ち付けるかの如く。
聞きたいことは山ほどある。
でも、沈黙を恐れず、噛みしめてみる時間も必要だ…。
いったい何をもって「解る」となるのか…。


撃ち込まれたスタンプには時間の経過が現されている…。
時間だけ?否、そんな問いが野暮でっせ。

ポンってか。


私たちは「書く」生き物である。
書くことが必要なのだ。書くことが語らうことなのだ。
書くことが、言葉が、私たちの間に橋を渡すのだ…。
最初と言ってることが違うって?
いやいや、渡っていく時に言葉は必要かって説いてる話なんでさぁ…。

出会いがあれば別れがある。
各々の胸に、まだ言葉とならないものを抱えて…。
ところで、言葉に残されたものだけが心の内なのでしょうか?
体感とは自分の身体の枠を超えて溢れん限りジンジン!と内包されているものなのでしょう。いつまでもジンジン!これからもジンジン!と。

おしまい
(レポート:佐藤)