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かくかく

7月3日(月)、聖隷クリストファー大学で代表の久保田が講義することになり、アルス・ノヴァのメンバーたちも遊びに行きました。メンバーの亮賀さんは、講義室でもルーティーンの書き取り活動(通称:おだゆいど)に取り組んでいました。その場に立ち会ったスタッフ・佐藤の記録を掲載します。

久保田さんの講義の中、亮賀くんが学生に交じって「かくかく」。いつものように熱烈に書く!書く!書く!書いた傑作をそばの学生に渡す。「これ、芸術です。」戸惑いつつも笑顔で受け取る学生。「後ろに回して下さい。」と俺。その後も熱烈に書く亮賀くん。そしてドンドンペン先が折れていくボールペンたち。折れたボールペンも学生に渡し、「後ろに回して下さい。」と俺。恐ろしく強い筆圧に気づき、ズタズタに引き裂かれた傑作に息をのんでいる学生。亮賀くんは一枚書き終える度に「まる!」とせがむので、俺ばかり「まる!」するのも面白くなくなってきたので、居眠りする学生や、こっそりスマホをいじっている学生のところに亮賀くんと俺は近づき「まる!」をせがむ。驚く学生。しかし、「まる!」をし、パン!パン!と3人で手を打つと何かが通じたのだろうか、ホッとしたのだろうか、本人も経験したことのないような笑顔をする学生。そのうち持参したボールペンが全滅すると「使って下さい!」とボールペンを貸してくれる学生。もちろん書く!書く!書く!でペン先をへし折る亮賀くん。「死んだ!」と騒ぐ俺。「ドッヒャー!」と笑う学生….。素晴らしいグルーブが生まれた。皆、久保田さんが講義している話は耳に入っていなかったであろう。「僕のも使って下さい!」と新たにペンを貸してくれたお兄さん。顔には「へし折って下さい!」と書いてあるかのよう…。しかし、このペンはお気に召さなかったのか、スッと返却する亮賀くん。…面白かった。しかし、そのお兄さん「アルス・ノヴァULTRAヘルパー募集!」のチラシを手に「これだ!」と言い、その後、久保田さんと話をしていたらしい。もしかしたら本当に働きにくるかも!?

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笑い

ひょうげんみまんのまんが 略して ひょうげんみまんが

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上の写真は、たけし文化センター連尺に通う利用者・大石祐司さんのルーティンワークによってかかれたものだ。大石さんはこれを毎日かく。出来上がるものはいつも同じなわけではない。線は微妙に、少しずつ、ときに大胆に変化する。そこには彼なりの法則がある。

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