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【動画あり】あるすのゔぁ食堂〜食べることと色んなこだわり〜 EAT&ART TARO(アーティスト)
お昼の献立が気になる。毎朝自分でオリジナルの飲み物を作る。戦うようにカレーを食べる。レッツでは日々些細で愉快な食べることのこだわりを目の当たりにします。食を取り巻く人や文化に目を向け、ズラし組み替えながら作品を作ってきたアーティストのEAT&ART TAROさんを迎えて、色んな人のこだわりを紐解き、実際にやってみましょう。
ゲスト: EAT&ART TAROさん(アーティスト)
日時:2019年11月22日(金) 18:30~20:30
参加:無料 (カンパ制)
場所:たけし文化センター連尺町
食をテーマに活動している現代美術作家。調理師学校卒業後に飲食店勤務を経て作品制作を行う。これまでに自分で購入したものが次の人のものになって しまう、おごることしかできないお店「おごりカフェ」や、日本語も英語も通じないカフェ「ALL AWAY CAFE」、「おにぎりのための毎週運動会」「さいはてのキャバ レー 準備中」など食をテーマにした作品を多数発表している。越後妻有アートトリエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭、奥能登国際芸術祭など。
★当日の様子をレポートします★
レポート: 「表現未満、手さぐりトーク」vol.2 EAT&ART TARO「あるすのヴぁ食堂~食べることとこだわり~」
アーティストのEAT&ART TAROさんをゲストに、たけし文化センターにて「表現未満、手さぐりトーク」の第二弾「あるすのヴぁ食堂~食べることとこだわり~」が開催されました。
アルスのヴぁの食の風景
EAT&ART TAROさんは、食を取り巻く人や文化に目を向け、作品として場や仕組みを作ってきたアーティスト。レッツスタッフのふきこと、アルスのヴぁでの食事の風景の動画を細かく見ながら語り、実際に真似をしてみるなかで、さまざまな発見がありました。
あるメンバーが愛飲する「ヨーグルトと混ぜた炭酸ドリンク」が、炭酸が少し抜けて意外とおいしいこと。ごはんにカレーをこぼしながらかけて食べる「地獄カレー」からは、そのメンバーの他のことでは見られないような好奇心やチャレンジ精神を感じること。アルスのヴぁでの食事介助では、介助者一人一人のやり方に違いがあり、ちゃんとコミュニケーションを取る重要性が分かる瞬間であること。
食のこだわりと表現
TAROさんによる「世の中の人々の食のこだわりのタイプ分け」(いわゆる食通タイプ、中毒タイプ、帰巣本能タイプ、など)の紹介からは、「食べる姿には、障がいのあるなし関係なく、その人のこだわりが出やすい」ことや、「私はこうしたいという強い主張に表現っぽさが見えるのではないか」という表現と食の関係についても議論がありました。
そして、「癖やこだわりについてオープンにしやすく、違うものや異文化に寛容になるきっかけになりやすい」という「食」というテーマの持つ可能性も語られました。
(報告:佐藤航也)
当日の配信動画を以下からご覧いただけます
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